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KDDI、ADSL利用のインターネット接続サービスを本格展開

2000年12月15日 16時32分更新

文● 編集部

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KDDI(株)は14日、ADSLを用いたインターネット接続サービスを、2001年春に本格展開すると発表した。併せて、NTT東日本/西日本が提供予定の“光・IP通信網試験サービス(仮称)”に対応するサービスを、2001年早期に開始すると発表した。

同社は4月に、ADSLを用いたインターネット接続サービスを、東京/大阪の一部の地域で試験サービスとして開始している。試験サービスでは、上り(送信)が最大224kbps、下り(受信)が最大512kbpsの通信速度で提供。このほかに、サービスの本格展開に合わせ、上り最大512kbps、下り1.5Mbpsのサービスも加えるという。提供エリアは、現行の東京/大阪から、2001年早期にその近郊都市へ拡大。2001年度中に全国主要都市でサービスを開始するとしている。さらに、NTT東日本/西日本が提供予定の“フレッツ・ADSL”に対応するサービスも、2001年早期に開始予定。フレッツ・ADSLの提供エリア拡大に合わせて、提供エリアを拡大していくという。
また、同社は、法人向けの光ファイバー利用のアクセスサービスとして“メトロリングサービス”を、4月に開始している。今後、光ファイバー利用のアクセスサービスとして、FTTH(Fiber to the Home)に対応したインターネット接続サービスを、個人向けに展開するという。具体的には、NTT東日本/西日本が提供予定の光・IP通信網試験サービスに対応するサービスを2001年早期に開始。そのほか、光ファイバー利用の企業や自治体との連携、一部地域でのFTTH網の自社展開などを行なっていくとしている。

同社は併せて、国内/国際通話サービスの割引メニュー“だんぜんトーク”/“だんぜんトークDX”の提供条件を改定し、名称を“だんぜんトークII”/“だんぜんトークIIDX”に変更。また、“まる得割引”/“国際まる得割引”を統合し、“まる得割引ワイド”を新設すると発表した。詳細については、同社のホームページに掲載されている。

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