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11月25日、26日に秋葉原の駅前広場で開催された「CUSTOM PC WORLD 2000」において、Athlon/Duronのオーバークロックシールなるものが登場して話題になった。
Althon/Duronの倍率変更に関してはメディアに何度も登場しているので、すでにご存知の方も多いかもしれないが、簡単に説明しておこう。SocketA用Athlon/DuronにはCPU表面にL1端子がある。このL1端子を導通させることによって、倍率変更を可能にする(現在では倍率変更できないものも存在すると言われている)ことができるのだ。あるマニアはConductivePen(コンダクティブペン)という電導トレースペンを使ってL1端子をつなげ、また他の人は鉛筆でなぞることによって、導通させていた。
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オーバークロックシールも、このL1端子を導通させるものだ。このシールには、L1端子の幅に合わせて4本の金属線が貼り付けられており、CPU表面に貼り付けるだけで接続が安定するというシロモノらしい。コンダクティブペンを使うのは不安だし、鉛筆では心もとないという人にはうってつけのツールであったようだ。
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OVERTOPでは、シールをネットで販売。3枚セット(1600円)で予約を受け付けていたが、初回の約500枚分はすでに完売状態。店舗内のレジ近くと、外の完売には「オーバークロックシールの入荷が遅れまして14日(木)入荷の予定となりました。まことに申し訳けございません」との告知がなされている。その告知によると14日入荷分は数が少ないため予約の客のみの販売となる、とのことわり書きがある。次回入荷は20日ごろの予定とのこと。
シールにしては高い気もするが、これほどまでに人気があることについてOVERTOPは
「やはり鉛筆じゃ不安な方が多いのではないでしょうか」
とのことだ。
また
「次回は店舗販売も少し残すかもしれない」
ということで、どうしても手に入れたい人は、もう少しの辛抱が必要だ。
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