日本電気(株)と英アーム社は13日、アームの32bit RISCマイクロプロセッサーコア『ARM946E-S』に関してライセンス契約を締結したと発表した。NECはアームと1995年に『ARM7TDMI』でライセンス契約を締結しており、今回の契約はそれに続くもの。『ARM946E-S』のほか、デバッグ機能を提供するリアルタイムデバッグ用コア『Embedded Trace Macrocell 9』についてもライセンス契約を締結した。ARM946-Sコアは、低消費電力のシステム・オン・チップ用CPUコアで、欧州の携帯電話機の分野でデファクト化が進んでいるという。NECでは、今後開発するW-CDMA規格の携帯電話用システムLSIのCPUコアに採用し、製品化する予定という。