(株)アクセスと凸版印刷(株)は12日、凸版印刷が運営するネット情報流通ビジネス事業“Bitway(ビットウェイ)”を通じたコンテンツビジネスにおいて、Java搭載携帯電話に対応したコンテンツ開発プラットフォームの整備、オリジナルのJavaコンテンツ開発を共同で行なうと発表した。アクセスの情報家電向けブラウザー開発技術、およびノウハウと、Bitwayが構築してきたコンテンツ提供企業とのネットワークの連動により、携帯電話対応の優良コンテンツ開発を展開していくとしている。
両社は共同でJavaコンテンツ開発プラットフォームを整備し、コンテンツ提供者向けに提供する。現在、Bitwayで取り扱っているゲーム、グラビア、占いなどのコンテンツもJava携帯電話向けに開発、個人ユーザー向けに提供する。将来的には、Java搭載携帯電話だけでなく、TV、PDA、家庭用ゲーム機を含むNonPC端末向けコンテンツ制作、および制作ツール提供も視野に入れているという。
Bitwayでは、'99年11月にパソコン向け有料コンテンツ提供を開始して以来、累計購買ユーザー数約100万人の実績があるが、今回の提携により、次世代携帯電話プラットフォームという新メディアに対し本格的に参入するとしている。この提携により、Bitwayにコンテンツを提供しているコンテンツホルダーは、ISPチャネル、MMKチャネルに続き、携帯電話チャネルの利用が可能となる。