(株)日立製作所は11日、サーバー製品『日立インターネットサーバ HA8000-ie シリーズ』に『HA8000-ie/VirtuaLink』と『HA8000-ie/DBTouch100/200』の2機種3モデルを追加し、27日に出荷を開始すると発表した。
『HA8000-ie/VirtuaLink』 |
『HA8000-ie/VirtuaLink』は、データを暗号化して通信を行なうことで、インターネットを専用線のように利用できるVPN(仮想専用線)機能を搭載したVPNサーバー。(株)国際情報科学研究所の“GCC暗号化ライブラリ”を使用したソフト『Chaos高速VPN』を用いることにより、512bitの暗号キーをサポートする。同社では、ASP事業や電子商取引を行なう企業とその取り引き先との間に信頼性の高い通信の提供とセキュリティーの向上を実現するとしている。仕様はPentium III-800MHz、128MBのSDRAMメモリー、40GBのHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブ、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェースとなる。OSはLinuxベース。サイズは幅141×奥行き370×高さ310mmで、重さは約7kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大60W。価格は79万8000円。
『HA8000-ie/DBTouch100』は、部門・小規模向がリレーショナルデータベースソフト『Orcle8i』を簡単に導入できるように『Oracle8i Workgroup Server』(10クライアントライセンス)をプレインストールしたアプライアンスサーバー。価格は79万8000円。
『HA8000-ie/DBTouch100』は、基幹業務・インターネットビジネス向け製品で『Oracle8i Workgroup Server』の無制限ライセンスをプレインストールした製品。価格は440万円。