(株)シリコンコンテンツと(株)ソフトフロントは8日、ニフティ(株)のインターネット総合サービス“@nifty”で、インターネット電話サービス“ビットアリーナ”(BitArena)を開始したと発表した。
@niftyの“ビットアリーナ”のページ |
“ビットアリーナ”は、シリコンコンテンツとソフトフロントが共同で開発した広告配信型のサービス。専用のソフトウェアを利用して、インターネットで接続されたユーザー同士が音声で会話できるほか、会話をしながらファイルやテキストの送信も行なえる。ソフトウェアの音声技術には、ソフトフロントの開発したVoIP技術のリアルタイム音声ストリームエンジン“NOSKI Engine(ノスキエンジン)”を採用している。利用するには、オンラインの会員登録が必要だが、料金は広告を見ることで無料になる。また、見る広告によりポイントがたまり、懸賞へ応募することもできるという。相手を呼び出すには、電話番号の代わりに、コールサインあるいはメールアドレスを使用する。
専用ソフトの対応OSは、Windows 98/98SE/Me/2000で、周辺機器として、全二重対応のサウンドカード、スピーカー、マイクなどが必要。また、インターネット接続に、グローバルIPアドレスが割り当てられること、ファイアーウォールを利用していないこと、33.6kbps以上の接続速度があることが必要。