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独身女性も主婦も、インターネットで異性との出会いを求めています――ネット恋愛事情

2000年12月08日 18時02分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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日本向けのオンラインショップサイトを運営している米Bargain America(バーゲンアメリカ)社は、同社が発行している電子メールマガジン『LoveLoveメール必勝法』の読者を対象に、インターネット恋愛に関する意識調査を実施、調査結果を7日に発表した。

調査結果を発表するバーゲンアメリカ社長のTom Sato(トム・サトウ)氏(左)と、『LoveLoveメール必勝法』編集長の嶋津典代氏

『LoveLoveメール必勝法』は、ネット恋愛の体験談や、効果的なメールの書き方など、インターネット恋愛に関するノウハウを紹介する週刊メールマガジン。購読料は無料。

今回の意識調査は、『LoveLoveメール必勝法』の読者1万6500人を対象とし、9月に実施されたもので、全体の約7%にあたる1039人から回答があった。

回答者の男女比率は、男性が71%、女性が29%。回答者のうち44.8%が既婚者となっている。

女性回答者に限ると、独身は62%、既婚者は38%。年齢構成は20代から30代が全体の80%以上を占めている。職業では、事務職が25%とトップで、次いで多いのが主婦(21.7%)となっている。

主婦もときめきたい!

独身女性のうち70%が実際に出会いサイトを頻繁に利用している。恋人がいないと回答した人のうち半数が、出会いサイトを異性との出会いの手段として考えており、うち20%の人が恋人や結婚相手をさがすことを目的としているという。恋人がいると回答した人も、半数が出会いサイトで異性との出会いを求めているが、恋人のことについて相談する男友達がほしいという人も多く、出会いサイトで会った異性と現在の恋人では、現在の恋人を優先する傾向があるという。

既婚女性のうち、職業に主婦と回答した人の4人に1人が“ときめき症候群”で、「ヒマで話し相手がほしい」「ときめきたい」という理由で出会いを求めているという。ときめき症候群の主婦にとって夫は家族であり、ドキドキときめく対象ではないとのこと。既婚女性回答総数113人中、12人が不倫経験があり、うち4人が現在進行形と回答している。「魅力的だと言われたい」「愛されたい」という願望を持っている人が多く、メールだけの付き合いから始まっても、甘い言葉で口説かれると会いたくなってしまうのだという。

既婚オヤジも不倫したい!

男性回答者を分析すると、30代から40代の男性が全体の70%以上。職業はSE/プログラマーなどの技術職が30%を占めており、高学歴/高収入の男性が多い。

独身男性回答者の平均年齢は31.7歳で、全体の75%が恋人を求めている。うち恋愛経験のない人は7.5%で、半数以上は3~5人の異性との恋愛体験があると回答している。2年以上恋人がいないと回答した人は、理由として「忙しくて出会いがない」と答えている。

既婚男性回答者の平均年齢は40.6歳。妻以外の女性との出会いを求めている人がほとんどで、うち不倫経験者は15%、出会いサイトを利用する目的として「不倫相手をさがす」と答えた人が16%となっている。

男性が出会いサイトを利用したり、女性宛にメールを送信したりする時間帯は、11時~13時の昼休み時間、および深夜が圧倒的に多いという。インターネットでの出会いを求める男性は、やさしいがデリケートな男性が多く、傷つきたくないため「会いたい」と言い出しにくい人が少なくないとのこと。

一方、出会いサイトで知り合った多くの女性とどんどん会えるという男性も存在する。そのモテる秘訣は、“マメであり、毎日メールを書いて、メールがきたらすぐ返事を出すこと”、“誠実な文章を書くこと”、“異性の心がわかること”だそうで、いかにその女性のことを思っているかということをメールで伝えられる人がモテるのだという。

ちなみに、回答者に人気のあった出会いサイトは、“ご近所さんを探せ!”と“エキサイト出会い”。みなさん、がんばってください。

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