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シマンテック、ゲートウェイ用ウイルス対策ソフトの受注を開始

2000年12月08日 14時51分更新

文● 編集部

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(株)シマンテックは7日、電子メールゲートウェイサーバー用ウイルス対策ソフトの『Norton AntiVirus 2.1 for Gateways NT(ノートン・アンチウイルス 2.1・フォー・ゲートウェイズ・エヌティ)』(NAV 2.1 GW)の受注を15日に開始すると発表した。

『NAV 2.1 GW』は、Windows NT上で稼動する電子メールゲートウェイサーバー用のウイルス対策ソフトで、『Norton AntiVirus for Internet Gateways』を電子メールゲートウェイサーバー用にバージョンアップした製品。発見が困難な“ポリモーフィック型ウイルス”の検知率を向上させた新開発のスキャンエンジンを搭載し、ゲートウェイサーバーを通過する全てのSMTPトラフィックを常に監視、圧縮ファイル中の隠れたウイルスも確実に検知・駆除するという。Windows NT用に同製品のほかに『Norton AntiVirus for Firewalls』も使用できる、SVPや企業ユーザー向けのサイトライセンスと、Solaris向けに上記のNT向け2製品のほか『Norton AntiVirus for Solaris Gateways』が使用できるサイトライセンスを用意する。価格はWindows NT向け製品の25~99ライセンスの単価が2800円、Solaris向け製品の25~99ライセンスの単価は5600円。

ポリモーフィック型ウイルス:新しいファイルに感染するたびに異なった方法でウイルスコード自体を変えてしまったり、暗号化することで、同じウイルスでも毎回違うウイルスに感染しているように見せるかけるウイルス。ウイルスの実態は変わらないが、あたかも変装したような状態のため、ワクチンに登録されたデジタル指紋と一致しない。従来のウイルス対策ソフトでは検知・駆除が非常に難しいという。

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