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Pentium 4マザーの第4弾はMSI「850Pro」! KT133マザーに新顔も登場

2000年12月08日 00時16分更新

文● Jo_Kubota

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 一部のショップでデモが行われて発売間近と噂されていたMSI(Micro-Star International)のPentium 4対応マザーボード「850Pro」がアキバに登場した。Pentium 4対応マザーボードとしてはIntel、ASUSTeK、Gigabyteに続き4番目となる。



P4マザーのトレンドはCPUファン直接固定へ

 同製品の特徴としては、Gigabyteの「GA-8TX」と同じくCPUクーラーのリテンションがプラスチックピンで、CPUクーラーをマザーボードに直接留められるようになっており、従来のATXケースでも使用できるよう配慮されている。もちろん、プラスチックピンを外せばIntelの「D850GB」と同様にケースにリテンションを固定することもできるが、今後、このスタイルが主流になっていくのは確実と言えそうだ。



 また、電源コネクタ類がRIMMスロットの真上、基板の最上部にまとめて配置されており、電源ケーブルの取り回しはかなり簡単そうな印象を受けた。CPUソケットの左側などに電源コネクタがあるとCPUファンの上をケーブルが這う形になり、ケーブル処理に苦慮することもあるが、このマザーではそんな心配をしなくてすむ。
 おもなスペックは他のi850マザーボードと同じく、RIMMソケット×4、AGP Pro×1、PCI×5、CNR×1。Ultra ATA/100に対応し、サウンドチップもオンボードで搭載する。



 価格は高速電脳で3万1800円、コムサテライト1号店で3万2800円と、ASUSTeKの「P4T」に比べて若干安い。D850GBではちょっとモノ足りない、P4Tはちょっと高い、そう思っている読者には最適な選択肢かもしれない。



オーバークロック向けKT133マザーの新顔も店頭に

 今週は木曜日までに、AOpen製KT133マザーボード「AK73Pro」の販売が始まっている。North Bridgeは“VT8363”。South Bridgeには“VT82C686B”が搭載されており、Ultra ATA/100対応となっている。パッケージによれば、“ドクター・ボイス”(Dr.Voice)によりエラーを報告してくれる機能も搭載しているという。

 オーバークロック機能といえば、FSB設定クロックを124~166MHzまで、1MHz刻みで設定可能。Socket Aタイプのマザーボードに、遊べる製品がまた1つ増えたわけだ。価格は、クレバリー1号店で1万4500円。また、コムサテライト3号店なども販売開始予定だとしている。



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