(株)メルコは7日、“BUFFALO”ブランドより、Celeron-733MHzを搭載したCPUアクセラレーター『HP6-MX733』、G3-400MHzを搭載したPower Macintosh用のCPUアクセラレーター『HG3-PM400SLC』、G3-500MHz搭載の『HG3-PM500SLC』を下旬に発売すると発表した。併せて、スマートメディアとコンパクトフラッシュを最大36パーセント値下げする価格改定を同日付で実施したと発表した。
『HP6-MX733』 |
『HP6-MX733』は、Celeron-733MHzを搭載したSlot1搭載パソコン用のCPUアクセラレーター。装着時の動作を最適化し、安定した動作と汎用性を実現する独自のハードウェア技術“Multiple Adapter D2000”(チューニングコントローラーを搭載し、メーカー固有の特性を自動検知し最適化する技術。コントローラーはソケット方式で交換可能)を搭載する。価格は3万4500円。対応OSはWindows 95/98/NT4.0で、Windows Meには中旬に対応予定、Windows 2000用は開発中。対応機種は'97年6月から'99年7月までに発表された日本電気(株)製パソコン1万モデル以上(BTOモデルを含む)、富士通(株)で79モデル、ソニー(株)で8モデル。
『HG3-PM400SLC』 |
『HG3-PM400SLC』と『HG3-PM500SLC』は、ともにPowerPC750(G3 400MHz/500MHz)、1MBのL2(バックサイド)キャッシュ、星野金属工業(株)製のCPUクーラー『WinDy』を搭載する。対応機種は漢字Talk 7.5.2J以降を搭載したPower Macintosh 7300/7500/7600/8500/8600/9500/9600。(株)シマンテック製のユーティリティーソフト『SYSTEM INFO』が付属する。価格は400MHzが3万3800円で、400MHzは4万4800円。
今回のスマートメディアとコンパクトフラッシュの値下げについて同社では、市場での実勢価格との格差、競合他社との対抗などを踏まえ、製造コストの削減などを行なった結果としている。最大36パーセントの値下げとなるのは、スマートメディアの64MBタイプ『RFD-ID64M』で、値下げ後の価格は1万2000円となる。