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東芝、16Mbitの低消費電力SRAMを商品化

2000年12月07日 15時39分更新

文● 編集部

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(株)東芝は6日、低消費電力タイプのSRAMの新製品として、 メモリー容量が16Mbitの『TC55W1600FT』のサンプル出荷を25日から順次開始し、2001年2月より月産10万個規模で量産を開始すると発表した。アクセス時間が55ナノ秒と、70ナノ秒の2種類を用意する。サンプル価格は55ナノ秒のものが7000円、70ナノ秒のものは6000円。

チップ写真『TC55W1600FT』

『TC55W1600FT』は、0.18μmのCMOSプロセスを採用し、待機時の電流5μA(3.1V時)、データへのアクセス時間55ナノ秒を実現したという。12×20mmの小形パッケージ“48ピン TSOP Type-I”を採用する。応用機器のデータ入出力バス幅にあわせて、/BYTEピンをLまたはHに切り替えることにより最適なメモリー構成を2つのタイプから選択することが可能。低消費電力が求められる携帯電話端末などの携帯機器に適しているほか、交換機や工業用ロボットなどの産業用機器に採用することで、システム全体の高性能化、高機能化を実現できるとしている。ウエハー単位での供給も実施する。

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