ロジテック(株)は6日、最大16倍速の書き込みが行なえるCD-R/RWドライブを下旬に発売すると発表した。IEEE1394対応の外付型『IEEE1394外付型CD-R/RWユニット』(LCW-Y1610F)、Ultra SCSI対応の外付型『Ultra SCSI外付型CD-R/RWユニット』(LCW-Y1610S)、ATAPI対応の内蔵型『ATAPI内蔵型CD-R/RWユニット』(LCW-Y1610AK)の3モデルをラインアップする。価格はLCW-Y1610Fが4万7000円、LCW-Y1610Sが4万4500円、LCW-Y1610AKは3万4500円。
『Ultra SCSI外付型CD-R/RWユニット』 |
これら3製品は、最大16倍速書き込みに対応し、74分のCD-Rメディアの全領域を約5分で書き込める高速モデルのCD-R/RWドライブ。ドライブはヤマハ(株)製。CD-RWメディアの10倍速書き込み(Windows環境でPacket writeで書き込みを行なう場合のみ)にも対応する。CD-R読み込みは最大40倍速。最大16倍速時の書き込みには“パーシャルCAV方式”(ディスクの内周は12倍速のCAV方式、書き込み速度が16倍速に到達した時点でCLV方式に切り替える)を採用、さらにヤマハの開発したジッター削減技術“ピュアフェーズ・レーザー・システム”を搭載する。
『Ultra SCSI外付型CD-R/RWユニット』 |
外付型モデルのLCW-Y1610FとLCW-Y1610Sは、外装に堅牢で放熱効果に優れた“Frosty White”の一体型アルミボディーを採用する。WindowsとMacintoshの両OSに対応する。シークタイムは160msで、キャッシュメモリーは8MB。本体サイズは幅160×高さ59×奥行き280mmで、重さは2.2kg。LCW-Y1610Fはホットプラグに対応する。Windows用ライティングソフト『WinCDR』(PacketMan含む)、Macintosh用ライティングソフト『MacCDR』が付属する。対応機種はLCW-Y1610Fが、Windows 98 SE/Me/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。またはMac OS 9以降を搭載したPower Macintosh。LCW-Y1610Sは、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。またはSCSIポートを装備したMacintosh。
『ATAPI内蔵型CD-R/RWユニット』 |
LCW-Y1610AKの対応機種は、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。Windows用ライティングソフト『WinCDR』(PacketMan含む)が付属する。
また、同社は同日、SCSI対応の外付け型MOユニット7機種の販売を11月中旬より順次開始したと発表した。
発売したのは、対応メディアが640MBタイプでSCSIケーブルのみ付属するベースモデル『Ultra SCSI外付型640MB MOユニット』(LMO-A636S)、1.3GBタイプでSCSIインターフェースPCカードが付属する『PCMCIA用SCSI I/Fカード付属 外付型1.3GB MOユニット』(LMO-A1345S/PS)などで、ドライブメーカー(オリンパス光学工業(株)または富士通(株)製)、ディスク回転数(毎分3600/4643/4558回転)、対応メディアの容量(640MB/1.3GB)、付属インターフェースの違い(ケーブルのみ、SCSIカード付き、SCSIインターフェースPCカード付き)により7機種を用意する。価格は4万1800円から6万8000円。
『Ultra SCSI外付型640MB MOユニット』 |
これら7機種は、“Frosty White”の一体型アルミボディーを採用したSCSI対応の外付型MOドライブ。縦置き、横置きが可能。内部に設置した板バネでドライブをアルミボディーに密着させる独自構造により、放熱性能が向上したという。アルミボディー上に、アクセントとなる『カラープレート』を装着する。カラープレートは“パープルシルバー”と“グラファイト”の2色が付属し取替えが可能。対応機種は共通で、Windows 95/98/Me/NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。またはSCSIポートを装備したMacintosh。