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Nielsen//NetRatings、10月のグローバル利用者動向を発表

2000年12月06日 18時15分更新

文● 編集部

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エーシーニールセン・コーポレーション(株)とネットレイティングス(株)の5日の発表によると、米ネットレイティングス社、米ニールセン・メディア・リサーチ社、米エーシーニールセン・eレイティングス・ドットコム社が世界規模で共同展開するインターネット利用者動向情報サービス“Nielsen//NetRatings”は現地時間の11月30日、2000年10月のグローバルインターネット利用者動向調査結果を発表した。調査対象国は、今回から追加されたオランダを含め18ヵ国。

それによると、10月のグローバルインターネット利用動向では、前月に続き、世界規模で事業展開されるグローバルポータルプロバイダーが上位を占めた。ランキング上位の変動としては、“Amazon”、“CNET Network”、“eUniverse Network”、“Napster”、“RJB Telecom”などが順位を上げ、特にCNETとNapsterの急伸が特徴としている。

10月度グローバルプロパティ別ウェブ利用者動向トップ10
順位 順位変動 プロパティ ユニークオーディエンス リーチ(%) 一人あたりの平均滞在時間
1 - Yahoo! 8488万2196 51 0:58:47
2 - AOL Websites 7286万6097 44 0:26:27
3 - MSN 6792万6010 41 0:47:37
4 +1 Lycos Network 4556万9507 28 0:16:18
5 -1 Microsoft 4428万7666 27 0:07:22
6 - Excite@Home 3326万4581 20 0:26:32
7 - Walt Disney Internet Group 2511万8793 15 0:20:28
8 - AltaVista 2192万6366 13 0:13:23
9 - About The Human Internet 2027万5624 12 0:09:09
10 +2 Amazon 189万93821 12 0:11:59

また、インターネット利用実態については、利用時間、ベージビューなどの大部分の調査項目で増加した。同社では、月間平均バナー広告クリック率が大幅に伸びたことは、バナー広告終焉説が次期尚早であることを示し、月間平均ネットサーフィンごとの接続時間やページビューごとの接続時間が横ばい、もしくは減少しているのは、インターネットの発展とともに、ユーザー自身もより効率的にインターネットを利用するようになっていると分析している。また、欧州でのインターネット利用増が、今後も増加傾向の牽引役となり、欧州でのインターネット利用の増進に伴ない、欧州と米国のインターネットの利用実態は余り変わらなくなっていくものと推測している。

10月のグローバルインターネット全体の利用動向
- 10月 9月 増減率(%)
月間平均セッション数 17 16 +3.92
月間平均訪問サイト数 13 12 +4.91
月間平均ページビュー数 675 644 4.72
月間平均接続時間 8:40:15 8:23:29 +3.33
月間平均ネットワークサーフィンごとの接続時間 0:30:56 0:30:39 +0.94
月間平均ページビューごとの接続時間 0:00:46 0:00:47 ‐1.31
月間平均バナー広告クリック率 0.51 0.46 +9.72
インターンネットオーディエンス総サンプル数 15万2292 14万2826 +6.63
家庭での月間インターネット利用人口(推定値) 1億6496万9909 1億5752万4999 +4.73
家庭でのインターネット利用可能者数 2億9901万7227 2億8832万1951 +3.71

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