(株)エリントは1日、統合型2D/3D CADソフト『DesignCAD 2D/3D Ver11.1J』を14日に発売すると発表した。基本版に相当する『DesignCAD 2D/3D Ver11.1J Professional 版』、機械・建築における産業構造に対応した『DesignCAD 2D/3D Ver11.1J Professional 機械設計対応版』、『DesignCAD 2D/3D Ver11.1J Professional 建築設計対応版』の3製品を用意する。価格は基本版が5万4000円、機械・建築設計対応版が各6万8000円。併せて、米Upperspace社が開発元の『DesignCADシリーズ』の日本国内における独占製造・販売権が(株)マツボーよりエリントに移譲されたことを発表した。
『DesignCAD 2D/3D Ver11.1J』 |
『DesignCAD 2D/3D Ver11.1J』は、2D製図・3DモデリングからプレゼンテーションCG作成まで1本のソフトで作成できる統合型の2D/3D CADソフト。ソリッドをベースとした立体同士の論理演算による3Dモデリング機能に加え、自由曲面における切断などのサーフェス機能を搭載する。モデリング時に陰線消去やフルカラーシェーディングといったイメージ処理をアンチエイリアシングによる描画でイメージさせることも可能。2Dで作成した平面図形を立体化させたり、3Dモデルの展開図を2D製図に直接利用する処理も行なえる。VRMLやAVIなどのアニメーションファイル形式での保存も可能。対応ファイル形式はDWG、DXF、IGES、HP-GL。対応機種はWindows 98/98/Me/NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。