サイボウズ(株)は4日、(株)メインテック、およびコンパックコンピュータ(株)とコストパフォーマンスの高いグループウェアソリューション拡販に向け提携したと発表した。サイボウズは、販売体制整備に向け、メインテックおよびコンパックのエンジニア、営業スタッフに対する教育プログラムを企画、実施する。メインテックはサイボウズの新パートナー制度“ボウズメン”の資格を取得し、『サイボウズOffice』ソリューションのSIサービス提供の体制を構築する。コンパックは『サイボウズOffice』を“ダイレクトプラス”の主力メニューに加え、ウェブおよび広告などでプロモーションを展開する。
今回の提携により、コンパックのIAサーバー『Compaq ProLiant(プロライアント) ファミリ』とグループウェア『サイボウズOffice4』を組み合わせ、メインテックのSIサービスのグループウェアシステム『ProLiant/サイボウズ Officeソリューション』として中堅企業、SOHO市場に向け販売する。同システムは同日よりコンパックの電話・インターネットによる直販事業“コンパック ダイレクトプラス”を通じて受注を開始した。
『ProLiant/サイボウズOfficeソリューション』の構成例は、ハードウェアが『ProLiant ML330 P733 アドバンテージPAQ V CTOモデル』。仕様はPentium III-733MHz、128MBのSDRAMメモリー、最大32倍速のCD-ROMドライブ、シングルチャネルWide Ultra2 SCSI コントローラー、18.2GBのUltra2対応のHDD、15インチのフラットスクエアーCRTディスプレーとなる。OSはTurboLinux Server 日本語版 6.1。付属ソフトは『サイボウズOffice SOHO4』。これに、SIサービスがハードウェアセットアップ、OSとサイボウズOfficeのインストール、および設定を行なう。価格は49万円。