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パーソナルメディア、Oracleと『超漢字』の接続技術を開発

2000年12月05日 15時15分更新

文● 編集部

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パーソナルメディア(株)は4日、日本オラクル(株)製のデータベース管理システム『Oracle 8i』シリーズと多漢字BTRON仕様OS『超漢字2』との接続技術を開発、“超漢字/Oracleソリューション”として発表した。

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“超漢字/Oracleソリューション”で多漢字を表示

パーソナルメディアでは、『Oracle 8i』シリーズの端末として接続可能な超漢字上のウェブブラウザー『基本多漢字ブラウザ』を日本オラクルの協力により開発した。このブラウザーは、超漢字が扱える13万の文字のうち、JIS第1・第2水準に含まれない文字(JIS範囲外の文字)を、Oracle側で取り扱い可能な英数字と記号のみを使った文字列に変換する機能を持っており、この機能を利用してOracleの管理するデータベースサーバーにJIS範囲外の文字を格納する。この技術を用いた多漢字データベースの構築手法が“超漢字/Oracleソリューション”となる。多漢字の技術は、多数の人名用漢字を扱うべき電子政府向けのクライアント端末をはじめ、住民票や戸籍の管理システム、DMの管理システム、図書館情報端末、電子ブック端末などに今後大きな需要を見込めるとしている。

“超漢字/Oracleソリューション”の販売形態は、端末用ソフト(BTRON仕様OSを含む)のサイトライセンス、およびOracle接続に関するサポートサービスを含んだパッケージシステム『超漢字/Oracle-端末パッケージ』と、これに加えてエンドユーザーの必要とするデータベースの構築作業や、端末側のハードウェア、サーバー側のOSおよびハードウェア、DBMSのソフトウェア(Oracle)まで含んだ総合システム『超漢字/Oracle-システムソリューション』を用意する。価格は、両システムともに個別見積り。

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