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日本IBM、直線デザインのスタイリッシュPC『Aptiva X』新モデルを発表

2000年12月06日 12時56分更新

文● 編集部 佐々木千之

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日本アイ・ビー・エム(株)は6日、直線を主体にしたシャープなデザインの個人向けデスクトップパソコン『Aptiva X』に、CPUクロックやHDD容量を強化した新モデル『Aptiva X 2179-51J』を発表した。価格はオープンながらIBMの直販サイトでの価格は24万9000円で、9日に出荷予定。

Aptiva Xは、ディスプレー一体型でプラチナ・メタリックカラーの直線的なデザインの“スタイリッシュデスクトップ”。15インチの1024×768ドットカラーTFT液晶ディスプレーを内蔵している。4月に発表されたモデルではCeleron-600MHz、24倍速CD-ROMドライブ、15GB HDD装備だったが、今回発表された2179-51Jにおいては、Pentium III-800MHz、8倍速DVD-ROM(CD-ROM読み取りは最大24倍速)ドライブ、30GB HDD(毎分7200回転、UltraATA/66)に強化された。チップセット/グラフィックシステムは台湾Silicon Integrated Systems社(SiS)のSiS 630(ビデオメモリー8MB)、64MBメモリー(最大512MB)、100BASE-TX、56kbpsモデム(V.90対応)、ロープロファイルPCIスロット×2(うち空きスロット1)を備えている。インターフェースとしては、PS/2ポート×2、マイク端子、ラインイン、ラインアウト、赤外線ポートを備える。また、多くのUSBポートを持つことも特徴で、ディスプレーの横に2ポート、背面に3ポート(うち2ポートはキーボードとマウスを接続)、キーボードから2ポートの計7ポートが装備されている。サイズは幅413×奥行き261×高さ414mmで、重さは10kg。

Aptiva X
『Aptiva X Series 2179-51J』

プレインストールか、または添付されるソフトウェアでは、インターネットサービスプロバイダーへのオンラインサインアップソフト、ウェブブラウザー(『Internet Expolorer 5.5』、『Netscape Communicator 4.7』)、オフィスソフト『MS Office 2000 Personal』、ウェブ翻訳ソフト『インターネット翻訳の王様』、メールソフト(『Outlook Express』、『PostPet 2001』、『メールの王様』)、ホームページ作成ソフト『ホームページビルダー2001』、CD-R/RW書き込みソフト『Win CDR5.0LE/PacketMan』、MP3ファイル作成ソフト『MP3 JetAudio 2000』、路線検索ソフト『乗換案内 時刻表対応版』、家計簿ソフト『てきぱき家計簿マム2 Plus/2000』などとなっている。OSはWindows Me。

なお、日本IBMではAptiva購入者への新サービスとして、1年間の保証期間内に故障があった場合に、ユーザーの元に技術者が直接訪問してその場で修理を行なう無償のサービス“Aptivaコールセンター”の提供を開始しているが、今回発表されたAptiva Xについては、引き取り修理となる。

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