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NEC、プリンター用無線LAN製品を発表

2000年12月04日 20時49分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は、無線LANアダプターの新製品として、プリンターに内蔵可能な『無線LANプリンタボード』、プリンターに外付け可能な『無線LANプリンタアダプタ』、PCカードタイプのノートパソコン向け『無線LAN(11Mbps)カードE』を発表した。併せて、無線LAN用のアクセスポイント『無線LANアクセスポイントS』、無線LANプリンタボードを内蔵できるA3サイズ対応のレーザープリンター『マルチライタ2300N』を発表した。

製品写真
『無線LANプリンタボード』
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『無線LANプリンタアダプタ』

『無線LANプリンタボード』と『無線LANプリンタアダプタ』は、プリンターをIEEE802.11b規格に準拠した無線LAN(11Mbps)に接続するためのプリンター用無線LANアダプター。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000。対応プリンタは、無線LANプリンタボードがマルチライタ 2650M/2650E/2300N/2300/2100/210S/1400X/1250で、無線LANプリンタアダプタがカラーマルチライタ 9500C/9200C、PC-PR750/850など。出荷開始時期と価格は、無線LANプリンタボードが11日で5万9800円、無線LANプリンタアダプタが27日で6万9800円。

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『無線LAN(11Mbps)カードE』
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『無線LANアクセスポイントS』

『無線LAN(11Mbps)カードE』は、PCカードタイプ(Type II)のノートパソコン用LANアダプター。対応機種は、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000を搭載したPC98-NXシリーズ。一方、『無線LANアクセスポイントS』は、10BASE-TのLANアダプターを装備した無線LAN用アクセスポイント。同アクセスポイントに接続した各端末の電波状態を表示し、一元管理できる“無線LAN監視ツール”を搭載する。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000。出荷開始時期と価格は、無線LANカードEが3万3000円で11日、無線LANアクセスポイントSが9万8000円で2001年1月16日。

無線LAN関連の4製品は、伝送方式に直接拡散型スペクトラム方式“DS-SS”を採用し、データ転送速度1/2/5.5/11Mbpsを自動認識する。2.4GHz帯の周波数を使用し、11チャネルまで利用可能。伝送距離は、11Mbps伝送時で、屋内25m、屋外50m。なお、無線LANアダプターは、無線LANアクセスポイントSを経由せずに、1対1で接続(ピア・ツー・ピア・グループ接続)できるという。

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『マルチライタ2300N』

また、『マルチライタ2300N』は、両面印刷可能なA3サイズ対応のレーザープリンター。解像度は1200DPIで、印刷速度(A4横)は片面毎分20ページ、両面毎分16ページ。インターフェースとして、パラレル2ポート、100BASE-TX/10BASE-Tを装備。オプションで、無線LANプリンタボードを内蔵可能。本体サイズは幅459×奥行き583×高さ319mmで、本体重量は約18.5kg。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT 3.51/NT 4.0/2000、MS-DOS 5.0V以上、Mac OS 8.5以上など。出荷開始時期は11日で、価格は15万8000円。

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