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TTNet、PHS向けインターネットサービス“ドットi”を開始

2000年12月04日 17時57分更新

文● 編集部

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東京通信ネットワーク(株)は11月30日、インターネットサービス“ドットi”を12月15日に開始すると発表した。これにあわせ、同日郵政大臣に同サービスの料金を届出した。また、ドットi端末『AJ-51』を12月15日に発売、12月1日に予約の受付を開始すると発表した。

“ドットi”はPHSの特徴を活かしたインターネットサービス。PHS単体でインターネット接続し、ホームページの閲覧や、Eメールが利用できる。Eメールアドレスは2個(○○○@phone.ne.jp、○○○@△△△.mozio.ne.jp)まで取得可能。登録は無料で、ドットi端末からオンラインサインアップで申し込める。“ドットi”で取得したEメールアドレスで、パソコンなどからEメールの送受信ができる“@phoneメールアクセス”やウェブメール、1200曲以上のハーモニー(3和音)によるメロディーがダウンロードできる“スーパー着メロ”(2001年1月サービス開始予定)などのサービスを用意する。
料金はインターネットへのアクセス、Eメール、ウェブメール、料金プラン・距離・時間帯に関係なく1分までごとに10円(30秒以内で終了した場合は、5円)。また、スーパー着メロ(2001年1月開始予定)は、通常の通話料金(東京03区域までの通話料金が必要)となっている。

製品写真
『AJ-51』

『AJ-51』は“ドットi”対応のPHS端末。PPP、TCP/IP、POP3、SMTP、HTTP、C-HTMLを含むHTMLサブセットを搭載する。4つのEメールアカウントの登録、利用が可能でメールの自動受信に対応する。ウェブメール、スーパー着メロなどに対応する。ボディーカラーは“ソニックシルバー”の(S)と“アストラルブルー”の(N)を用意する。サイズは幅43×奥行き129×高さ16.5mmで、重さは約76g。ディスプレーの表示は全角10桁×10行。連続通話時間は約8.5時間で、連続待受時間は約550時間。価格はオープンプライス(予想販売価格は1万円前後)。

また、同社では、“ドットi”の優位点を理解してもらうために、“ドットi”に関するアンケート・各種調査などに協力してもらうモニターを募集する。併せて“ドットiホームページ大賞”を募集する。優秀作品は、賞金(最優秀賞が20万円)のほか、作成したホームページを雑誌広告などで紹介するという。

ドットi端末『AJ-51』のモニター募集は11日から20日までで、モニター期間は2001年1月上旬から3月31日まで。ホームページから応募できる。募集人数は500名(応募多数の場合は抽選)。

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