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日本HP、SOHO市場向けデスクトップにPentium III搭載モデル

2000年11月30日 18時49分更新

文● 編集部

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日本ヒューレット・パッカード(株)は30日、SOHO向けデスクトップパソコン『hp brio ba410シリーズ』にPentium IIIを搭載した最上位機を発表した。12月15日に受注を開始し、12月下旬に出荷を開始する予定。価格は11万9000円。販売は通常の販売会社経由での販売に加えて、直販サイト“hp direct”を通じて行なう。また、“hp direct”では台数限定で増設用128MBメモリーキットを同梱したダイレクトスペシャルモデルを用意する。価格はPentium III搭載モデルが500台限定で12万5000円、既に発売中のCeleron搭載モデルは200台限定で8万4000円。

製品写真
『hp brio ba410シリーズ』

『hp brioシリーズ』は、SOHO市場をメインターゲットとしたデスクトップパソコン。10月15日にエントリーモデルのCeleron-633MHz搭載機を発売している。

Pentium III搭載機の仕様は、Pentium III-866MHz、VIA ProSavage PM133チップセット、64MBのSDRAMメモリー、10GBのUltra-ATA/66対応のHDD、最大48倍速のCD-ROMドライブ、10/100BASE-TX対応のLANインターフェースとなる。OSはWindows 98 SE。サイズは幅19.0×奥行き38.1×高さ35.8cmで、重さは9.8kg。電源は90~132/180~254Vで、消費電力は約32W。

製品写真
『hp surestore tape library』

また、同社は同日、自動データバックアップシステム『hp surestore tape library』シリーズに最新のテープドライブ『Ultrium230』を、『hp surestore tape autoloader 1/9』に、『DLT1』および『Ultrium230』ドライブを搭載した製品を追加し、12月1日に受注を開始すると発表した。出荷開始は12月中旬

『hp surestore tape library』シリーズは拡張性を備え、信頼性の高いチェンジャーメカニズムを搭載した大規模サーバー向け自動化バックアップ装置。このライブラリー製品に高速・大容量・高信頼性を特徴とするUltrium230ドライブを搭載することにより、エンタープライズ環境で必要とされる高度なバックアップニーズをいままでにないレベルで提供できるとしている。スロット数は20巻、40巻、60巻。最大圧縮時最大容量は、20スロットが4TB、40スロットが8TB、60スロットは12TB。転送速度は毎分60MB。標準構成は、ultriumドライブ、20スロットの4TB、インターフェースはHVDS、ラックマウント型となる。価格は307万2000円

『hp surestore tape autoloader 1/9』は、将来のバックアップニーズの増加に柔軟に対応できる拡張性を備えた中規模サーバー向け自動化バックアップ装置。このオートローダ装置にUltrium230ドライブおよび、大容量と低価格を特長とするDLT1ドライブを搭載することでパフォーマンスと導入コストという相反する要求に柔軟に対応できるとしている。Ultriumドライブ搭載モデルの標準構成はultriumドライブ、1.8TB、インターフェースはHVDS、スタンドアローン型となる。価格は179万円。DLT1ドライブ搭載モデルの標準構成はDLT1ドライブ、720GB、インターフェースはHVDSで、スタンドアローン型となる。価格は77万8000円。

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