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PC-PJ140S

PC-PJ140S

2000年11月30日 18時50分更新

文● 佐久間

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PC-PJ140S

シャープ

オープンプライス

B5薄型のスタイリッシュサブノート、シャープ「Mebius PJシリーズ」の最新モデルは外付けCD-ROMドライブを標準添付した、Celeron-500MHz搭載「PC-PJ140S」と、CD-ROMドライブはオプションながらメモリ128MB、PentiumIII-650MHz搭載の「PC-PJ140H」の2タイプがある。ここでは、10月から先行発売されているPJ140Sを紹介する。

USB×4搭載でレガシーフリーを実現

 シャープのB5サブノートには、モデム&LANを内蔵したPentiumIII-650MHz搭載の上位モデル「PC-PJ140H」と、モデム内蔵でCeleron-500MHz搭載の普及モデル「PC-PJ140S」の2機種がある。

 スペック的には従来モデル(PC-PJ120S)からほぼ変わらず、プリインストールOSがWindows 98 Second EditionからWindows Millennium Editionになって、それにあわせてプリインストールソフトも一部追加、変更された程度だ。

 PC-PJ140Sの特徴は、光の加減でパールホワイトにも紫がかったメタリックブルーにも見える「スペクトラルホワイト」と呼ばれる外観と、ケーブル1本を本体に接続するだけ(外部電源不要)で利用可能になる外付けCD-ROMドライブを標準添付している点が挙げられる。これらはPC-PJ120Sから継承されているものだが、常に持ち運び、外出先で颯爽と取り出して使う、というB5サブノートのスタイルを際立たせる特徴といえるだろう。
 ただ、実際に使ってみると外付けCD-ROMドライブのケーブルが約7cmと短く、本体側のコネクタは右側面の手前にあるため、配置はかなり制限されるのは残念だ。また、ホットプラグ(電源オンの状態で抜き差しして随時利用可能になる)には対応しておらず、接続はかならずPC本体の電源をオフにした状態で行わなければいけない。ためしに電源オンの状態で接続して、Windows Meを“再起動”させてみたが、これでもCD-ROMドライブは認識されなかった(一度Windows Meを“終了”し、再度電源を入れると認識される)。細かいことだが、使い勝手の向上にはぜひ努力を続けてほしい。

写真ではわかりにくいが、光の加減で白っぽくも青っぽくも見える「スペクトラルホワイト」のボディを持つ「PC-PJ140S」。
携帯電話を接続するアダプタが標準添付されている。このアダプタは、折りたたむとコネクタ部分が沈むギミックを持つ。

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