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日本IBM、IAサーバー用のS/390エミュレーションソフトを発表

2000年11月30日 17時13分更新

文● 編集部

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日本IBM(株)は29日、インテルアーキテクチャー(IA)のサーバー『e server xSeries』の上位モデル『NUMA-Q』で、メインフレーム『システム/390(S/390)』のOSを稼動させるエミュレーションソフト『NUMA-Q S/390環境』を発表した。同ソフトをバンドルした『NUMA-Q』を、2001年春に出荷を開始する。

製品写真『NUMA-Q』

NUMA-Q S/390環境は、S/390上のソフトをNUMA-Q上で動作可能にするエミュレーションソフト。既存のメインフレーム上のソフト資産を移植作業なしに実行でき、S/390シリーズのローエンドモデルに比べ、約3分の1の価格で導入できるという(詳しい価格は非公表)。また、同ソフトをサポートするNUMA-Qは、CPUにPentium III Xeon-700MHzを採用し、最大64GBのメモリーを搭載できるIAサーバー。SMPに対応し、最大64基のCPUを搭載可能。さらに、最大4台のサーバーを接続できるクラスター構成にも対応し、最大96基のCPUを稼動可能。現在販売中のNUMA-Q 2000 E410-7221の価格は、1267万7500円から(ハードウェアのみ)。

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