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THE HOUSE OF THE DEAD2

THE HOUSE OF THE DEAD2

2000年11月30日 19時07分更新

文● 中村聖司

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 (株)セガは、アーケードおよびドリームキャストで人気を集めたホラーガンシューティングゲーム「THE HOUSE OF THE DEAD2」のPC版を発売する。発売日は現時点で2001年1月25日を予定。価格は7800円となっている。

これがPC版のパッケージ写真。相変わらずゾンビ怖すぎです。パッケージには対応OSとして、Windows 95/98/Meが確認できる。Direct3Dに対応したビデオカードが必須だ。

 もはや説明不要のアーケード大ヒットタイトル「THE HOUSE OF THE DEAD2(HoD2)」のラインナップにまた新しくPC版が加わることになった。PC版は、2000年3月に発売されたドリームキャスト版からの移植作品で、アーケード版とはまたひと味違う「Original Mode」が搭載されている。内容的には、「THE TYPING OF THE DEAD」のレビュー記事でも触れたものと同じで、アイテム要素が追加されている。HoD2では、「特定の箇所をガンで撃つ」とランダムで出現する。DC版では、HoDシリーズの本来の目的であるゾンビ倒しより、このアイテム探しに夢中になってしまった人も多いとか。もちろん、ゲームの難易度調整も可能なので、アーケード版ではあまりの難しさに途中で投げ出した人にも楽しめる内容になるはずだ。そのほかにも、主人公を変えて異なるシナリオが楽しめる「PC(Player Change) Mode」、いきなり各面のボスに挑戦できる「BOSS Mode」などが用意されている。

 PC版では、これらの各種モードに加えて、ネットワーク対戦モードが追加される模様だ。ネットワーク経由による遠隔地のプレイヤーとの協力プレイが楽しめるほか、セガの公式サイト上に設置されたランキングボードに、自分の記録スコアを登録することができる。

 ちなみにPC版で基本インターフェイスとなるのはマウス。もとよりガンとはかなり異なるが、これはこれでゾンビに狙いをつけるには悪くない入力デバイスで、少なくとも慣れないゲームパッドで対戦格闘ゲームをする際に感じられる、「あーやりづらい!」といったようなもどかしさは一切ない。しかし、アーケードと同じようにガンで遊ぶことができればそれに越したことはないだろう。そこでPC版では、マウス以外の各種ゲームデバイスにも対応する予定なのだ。



まだPC版の画面はなし。これらの画面はいずれもドリームキャスト版のものだ。PC版の画面はレビューの際に掲載するのでもう少しお待ちを。

 通常のゲームパッドやジョイスティックはもちろんのこと、「バーチャコップ2」や「THE HOUSE OF THE DEAD」といった以前発売されたガンシューティングタイトルで使用できたセガサターン用「バーチャガン」にも対応する。ただ、バーチャガンの接続には、アイ・オー・データ機器より発売されているインターフェイスボード「IF-SEGA2」を別途用意する必要がある。そして目玉はUSB接続の新バーチャガン(正式名称未定)だ。海外で開発されているため、国内での発売が来春になるというのが少し残念なところだが、アーケードさながらのゲーム感を味わうためには必須のアイテムといえそうだ。

 なお、セガサターン用のバーチャガンはすでに生産中止になっているものの、PC版のために5000丁のみ限定販売される。「春まで待ちきれない!」という向きは、この機会を逃さないようにしたい。冒頭でも触れたが、発売は2001年1月25日を予定しており、価格は7800円。評価版を入手次第、あらためて詳細レビューをお届けするつもりだ。

(株)セガ
問い合わせ先 0570-000-354



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