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日伊両政府による事業“日本におけるイタリア2001年”の公式サイトがオープン

2000年11月29日 21時01分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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日伊両政府によるイタリア紹介事業“日本におけるイタリア2001年”のオフィシャルサイトが29日にオープン、東京/イタリア大使館で発表会が行なわれた。

“日本におけるイタリア2001年”オフィシャルサイトのトップページ画面

このイタリア紹介事業は、2001年3月~2002年5月まで行なわれるもので、絵画や彫刻、音楽、ファッション、デザイン、スポーツ、食文化、観光、最先端技術などの各分野に関する公式イベントを通じて、イタリアの魅力を日本に紹介するのが目的。

期間中に200近い公式イベントを開催する予定で、現在150程度の企画を検討中。Calavaggioの絵画展やAlfaRomeoの博物展(ミラノ近郊の博物館から20台以上の車を持ってくる)、ボローニャ歌劇場の音楽公演などが行なわれる予定という。

本日オープンしたオフィシャルサイトは、イベント連動型サイトとして、イタリアのさまざまな情報を提供する。

“トピックス”コーナーの今回の特集はトリュフ。トリュフの詳細説明や料理レシピが紹介されている

“イベント情報”は公式イベントを紹介するコーナー。興味のあるイベントをサイト上に登録できるブッキングサービスが用意されているほか、有料イベントについては入場チケットを“@チケットぴあ”サイトで購入できるリンクも用意される。

“スケジュール手帳”は、(株)アイフェイスの開発したイベントスケジュール管理ソフト『PIM-face』をダウンロードできるコーナー。PIM-faceは同サイト用にカスタマイズされており、公式イベントの情報があらかじめ登録されている。画面デザインも同サイトオリジナルのものが数種類用意されている。

“GRAZIE&PREGO”はイベントのアシスタントとして活躍するグループ“グラッツィェ&プレーゴ”を紹介するコーナー。サイト上でオーディション登録が可能で、オーディションに合格するとグラッツィェ&プレーゴの会員となる。

グラッツィェ&プレーゴの第一期生。今後オーディションに合格したメンバーが随時追加され、公式イベントなどで活躍する

“Web View”は、イタリア国内10ヵ所にビデオカメラを設置し、サイト上でイタリア各地の様子をリアルタイムで閲覧できるコーナー。アクセスしたユーザーには1分間の権限が与えられ、カメラを左右に動かしたりフォーカスしたりできる。イタリア人の一般家庭内にカメラを設置し、24時間撮影するという企画もあがっているという。

“トピックス”は、イタリアの食文化やファッション、サッカーなどをテーマごとに紹介するコーナー。“i-スポット”は、日本各地のイタリア関連ショップを紹介するコーナー。“コミュニケーション”は、一般ユーザーがデジタルカメラなどで撮影したイタリアに関連する画像をアップロードできるコーナー。“オンラインADカード”は、画面上のグリーティングカードを選択し任意の相手に電子メールで送信できるサービスコーナー。

サイトの運営は(株)ブレインが行ない、コーナーごとにサポートする企業が付く。イベント情報はぴあ(株)、スケジュール手帳はアイフェイス、i-スポットは(株)グルメぴあ、GRAZIE&PREGOはおりこん・ダイレクトデジタル(株)、コミュニケーションとWeb Viewはキヤノン(株)がサポートする。

発表会にはイタリア大使館関係者や、AlfaRomeo、ZONIN、ブルガリなどのイタリア企業の代表者が多数出席した。'95~'96年には、イタリアで“日本年”のイベントが行なわれたが、当時は国内の経済不況や阪神/淡路大震災の影響で、日本企業の協力がなかなか得られなかったのに対し、イタリア企業が多額の資金を投入してくれたのだという

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