(株)エヌ・ティ・ティ エックスと(株)三菱総合研究所は28日、両社が運営するインターネットアンケートサービス“gooリサーチ”が実施した“パソコン・インターネット利用に関する調査”の結果を発表した。同調査は、7月19日から8月7日までの期間、(株)ホーム・コンピューティング・ネットワークが運営するパソコン教室“ホームコンじゅく/パソナコンじゅく”の生徒向けコミュニティーサイト“pa-se-ri倶楽部”を通じて、“じゅく生”向けに公開型インターネットアンケートを実施するとともに、同時期に、同内容を“gooリサーチ”上で、一般参加調査として実施したもの。有効回答数は“じゅく生”側が2242名、“gooリサーチ”側は1万2138名。
パソコン保有歴が半年未満のエントリーユーザーが多い“じゅく生”と、5年以上のヘビーユーザー多いgooユーザーを比較すると、パソコンを始めた理由は、両者とも“家庭での仕事や勉強に必要だったため”、“家庭でインターネットや電子メールを楽しみたいと思ったため”が約7割を占めているが、“じゅく生”は“家族のすすめで”、“周囲にパソコンユーザーが増えたため”が多いことが分かった。
パソコン購入時の決め手を見ると、gooユーザーは“価格”、“性能”が約8割を占めているのに対し、“じゅく生”は約6割に留まり、“アフターサービス”、“友人などの薦め”の割合が多いという。
“じゅく生”のプロファイルは、約8割が女性で、40歳以上が7割を占めている。gooユーザーは男性が6割を占め、40歳以下が7割以上を占めている。
じゅく生とgooユーザーの比較じゅく生 | gooユーザー | |
男女構成比 | 8割が女性 | 6割が男性 |
年齢 | 7割が40歳以上 | 7割以上が40歳以下 |
パソコンとの関係 | パソコンを利用をするのは全くはじめて(49.06%) | 勤務先、学校で日常的に利用している(62.08%) |
パソコン購入額 | 約8割が15万円以上 | やや低価格 |
パソコンでやってみたいこと | インターネット、文章作成、年賀状作成 | インターネット、文章作成、年賀状作成、ゲーム |