シーゲイトとベリタス、投資グループへの事業の売却などを完了

米シーゲイト・テクノロジー社(以下シーゲイト)が24日に発表した日本向け報道資料によると、同社と米ベリタス・ソフトウェア社(以下ベリタス)は22日(現地時間)、シーゲイトの事業を米Silver Lake Partners社を中心とした投資グループに売却し、ベリタスがシーゲートの保有する株式などの資産を取得する3企業間取引が完了したと発表した。

同取引は、米Silver Lake Partners社を中心とした投資グループがシーゲイトの事業を現金で買収し、シーゲイトの保有する株式、有価証券、現金などの事業以外の資産をベリタスが取得。シーゲイトの株主は、この取引の見返りにベリタスの株式と現金を取得し、シーゲイトの事業は投資グループが保有する非公開会社が運営することになるというもの。シーゲイトの保有する株式には、ベリタスの株式(全株式の33パーセント)が含まれ、この保有を解消することにより、ベリタスの株式の流動性が高まるとしている。なお、シーゲイトは、HDD、テープドライブ、記録再生ヘッドのメーカー。一方、ベリタスは、データ管理のためのソリューションを顧客企業に提供している企業。

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