住友商事株(株)、住商情報システム(株)、(株)ラックの3社は23日、セキュリティーソリューション分野で全面的に業務提携したと発表した。
これにより、総合商社として各界、各業界に多数のユーザーを持つ住友商事、トータルソリューションプロバイダーの住商情報システム、不正アクセス対策コンサルティングのラックの3社で、それぞれの製品、ノウハウを統合したセキュリティーサービス“総合情報セキュリテイ・マネジメント・サービス”(jSecurity)の提供を28日に開始する。価格は個別見積り。
“jSecurity”の概要は以下の通り。
- 企業の経営戦略に沿った情報セキュリティーマネージメントのコンサルティングと提案
- 業種や業務内容の分析に基づく情報セキュリティーポリシーの策定、運用支援
- 情報セキュリティーシステムの構築、運用(外部からの不正アクセス対策に留まらず顧客/個人データ漏洩事件に見られるような内部からの不正アクセスへの対応も重視)
- 基幹業務システムへの不正アクセスを排除するゲートウェイの設置
- 独自ツールを使用した侵入検査
- コンピューターウイルスの検出・排除ソフトの販売、インストール
- 不正アクセスの検出、排除ソフトの販売、インストール
同サービスは企業間ウェブ取引や企業内セキュリティー向け、およびアパレル、食品、人材派遣などの個別取引情報の多い各業界向けに3社が共同で提供していくとしている。