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アクセス制御製品の新興企業「Redback Networks」

2000年11月25日 17時45分更新

文● NETWORK MAGAZINE 金子

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Steve Young氏アジアパシフィック担当副社長Steve Young氏。こちらの質問に対し、熱心に答えてくれた。

[NETWORK MAGAZINE] アジア市場に力を入れているそうですが?
[Steve Young氏] もちろんです。IDCの調査では、今日のアジアのインターネットユーザーは1950万人ですが、2004年には日本を除くアジア地域で1億4100万人に達するとしています。そして、2004年時点でのブロードバンドネットワークの利用者は9900万人になるとも言われているのです。
すでに、コリアンテレコムやシンガポールテレコムといった各国の大手キャリアを顧客としています。そして、弊社の売り上げの30%がアジア市場によるものです。
現在、東京、ソウル、北京、台北、バンコク、シドニー、シンガポール、そして、香港に拠点があります。
[NETWORK MAGAZINE] その中で、日本についてはどう思われますか。
[Steve Young氏] 日本においてもサービスプロバイダやキャリアをターゲットにしています。我々は、アジアの中でも巨大な市場を持つ日本を重要視しており、今後日本で本格展開するADSLサービスは非常に大きなチャンスだと認識しています。
そのため、香港をアジアの総括拠点としているにもかかわらず、日本は米国本社の直轄となっています。人員数も現在のところ香港と日本は同数です。
[NETWORK MAGAZINE] 日本での導入事例はいかがですか?
[Steve Young氏] イー・アクセスが導入をしています。これは先日プレスリリースを出しています。しかし、ほかの例については公表をしていません。お客様が公表しない限り、我々が勝手に公表するわけには行かないのです。
[NETWORK MAGAZINE] 最後に、Mbpsの帯域が個人ユーザーに必要とされるケースとはなんでしょうか? 米国の個人ユーザーはブロードバンド環境を一体何に使っているのでしょう?
[Steve Young氏] デイ・トレーディングです。デイ・トレーディングでは、同時に多数のトランザクションが発生し、なおかつ遅延は許されません。このような環境ではブロードバンド環境は必須です。
[NETWORK MAGAZINE] どうもありがとうございました。

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