勤労感謝の日である23日に、カノープス(株)のMPEG 1/2録画機能付きTVチューナカード「WinDVR PCI」が、秋葉原の各ショップで一斉に登場した。価格は1万6800円~1万7800円前後。
付属する小物類。リモコンは若干安っぽい印象を受ける |
WinDVR PCIは、ロープロファイルPCIにも対応したTVチューナカード。VHF/UHF/CATV/FM放送の受信が可能で、音声多重放送にも対応している(※1)。リモコンが付属し、テレビのように、リモコンでチャンネルを選択でき、各チャンネルの番組を一覧表示できる“サーフィン機能”も持つ。また、見ている番組をその場でMPEG1/2形式で録画するキャプチャ機能も有しているのが特徴。2万円を切る価格でTV映像の受信とMPEG2キャプチャの両方ができること、そしてPCでのビデオ編集に実績のあるカノープスブランドの安心感も手伝って、どのショップでも売れ行きは好調だ。
※1 カノープスでは、音声多重放送について、次回のドライバアップデート(期日は明らかにされていない)でサポートする予定だとしている『WinDVR PCI』 |
8000円を切るTVチューナ+キャプチャカードも
一方、T-ZONE.PC DIY SHOPでは、(株)アルファデータ製のMPEG1キャプチャ機能付きTVチューナカード「AD-TVK501LP」を7980円で発売中。同店によると「カノープスOEM元の製品が流れてきたもので、MPEG2キャプチャと音声多重放送に対応していない以外はWinDVR PCIと同じ」だという。とにかく安くTVチューナとキャプチャのコンボカードを手に入れたい読者には、こちらもおすすめだ。なお、AD-TVK501LPはスポット入荷だとのことで、売り切れの際はご容赦を。
「AD-TVK501LP」。T-ZONE.PC DIY SHOPによると、写真右(カード上、向かって右下)の部分にチップがないため、音声多重放送に対応していないとのこと |