キヤノン販売/シャープ/富士ゼロックス
全色独立インクタンク
インクジェットプリンタは消耗品であるインクがなくなれば、インクを満たしたタンク(インクカートリッジとも呼ばれる)を交換する必要がある。モノクロ文書の印刷頻度によっては黒インクのみが大量に消費されることもあるため、黒インクは独立したインクタンクを採用するプリンタがほとんどだが、構造の簡略化やサプライの都合などからカラーインクに関しては3色一体型、または5色一体型のタンクを採用する機種が多い。
特定の色を多用する画像を大量に印刷した場合、一部の色のみが減ってしまうことになり、一体型タンクではほかのインクが残っていても全色分を交換しなくてならない。全色が独立したインクタンクを採用した機種では、なくなった色だけを交換すればよいので、全色のインクタンクの値段の合計が一体型のものよりも高くても、トータルでみると必要なコストが下がることになる。
キヤノンBJ F870のインクタンク。黒を含めた6色のインクがすべて別々のタンクになっている。 |
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