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Vintage Pro(VC81500X)

Vintage Pro(VC81500X)

2000年11月21日 16時32分更新

文● 山口

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Vintage Pro(VC81500X)

日本コンピューティングシステム

42万5800円

最新CPUの採用の速さでは国内でも指折りの直販メーカー、日本コンピューティングシステムが、Pentium 4-1.4/1.5GHz搭載モデルを発売。今回、同社としては珍しくIntel製のマザーボードを採用し、あわせてケースも専用のミッドタワーを新調している。また、ASUSTeK製「P4T」マザーの選択肢も用意されている。

ほぼすべてのパーツを
カスタマイズできるB.T.O.

 ハイエンドモデル、DV編集マシン、サーバ、ワークステーションと、ハイスペックモデルを幅広く揃える日本コンピューティングシステム(JCS)。今度のPentium 4モデルも、同社らしい最強スペックで固めている。
 Pentium 4-1.4GHzの「Vintage Pro VC81400X」と、同1.5GHzの「同VC81500X」の基本仕様は同じで、前者が31万8000円、後者が34万8000円。Pentium 4-1.5GHzのほうが3万円高くなっている。

 さて、ほぼすべてのパーツをB.T.O.対象としているVintage Proシリーズだが、Pentium 4モデルでは、まず、マザーボードが選べる。前述のとおり、Intel製「D850GB」とASUS製「P4T」から選択が可能だ。どちらもi850チップセットを実装し、4本のRIMMスロット、AGP×1、PCI×5の拡張スロットを備えている(D850GBはさらにCNR×1を装備)。マザーボードの選択でひとつ注意したいのが、ケースとの組み合わせで、D850GBは専用のミッドタワー固定となる。一方、P4Tはケースを選ばない。今までどおり、ミッドタワーAタイプが標準となっているが、JCSが用意しているほかのケースも自由に選択できる。ミッドタワーAのほうが、D850GB専用ケースより、内部の3.5インチベイが1つ多くなっている。

Intel製i850マザーボード「D850GB」用の新ミッドタワーケース。今まで、標準ケースとして使われてきたミッドタワーAに比べると、内部のHDD増設用ベイの数が1つ減って、2つになっている(1つは使用済み)。外部5インチ×3、外部3.5インチ×2は変わらず。

 今回評価用に借用したモデルは、D850GBを採用し、さらにアップグレードが図られている。メモリは、128MB(PC800)のRDRAMが標準だが、128MB×2に増設して、256MBを実装。価格は、これで+4万9800円。最大2GBまで増設が可能である。
 ビデオカードは、標準仕様では「GeForce2 AGP 32MB」となるが、「GeForce2 Ultra AGP 64MB DDR」にグレードアップしている。これは、コアクロック250MHzの超高速GPU「GeForce2 Ultra」(Nvidia製)に64MBのDDR SGRAMを搭載する、現時点では最速のハイエンド3Dカードだ。編集部で描画速度のベンチマークテストを行ったところ、GeForce2 GTSに比べて、1024×768ドット/6万色表示時は約10%、それ以上の解像度と色数では、30~50%もの差をつけた。+2万8000円で、GeForce2 GTSから同Ultraビデオカードへの変更が可能である。なお、今後メーカーが変更されることもありえるが、評価機にはクリエイティブメディア製の「3D Blaster GeForce2 ULTRA 64MB AGP」が装着されていた。

64MBものDDR SGRAMを実装する、超高速3Dビデオカード「3D Blaster GeForce2 ULTRA 64MB AGP」。ビデオチップは、Nvidia最新のGeForce2 Ultra。

 そのほか、UltraATA/100対応の46.1GB HDD(IBM製DTLA-307045)、スロットインタイプのパイオニア製16倍速DVD-ROMドライブ、S/PDIF出力を備えるSound Blaster Live! Valueサウンドカードと、選び抜かれたパーツを装備している。ソフトDVDプレーヤ市場の2大巨頭となっている「PowerDVD」と「WinDVD」の両ソフトをプリインストールするのも、Vintage Proシリーズの特徴のひとつだ。
 通信機能は標準仕様には含まれていないが、B.T.O.での追加が可能だ。プリインストールOSも、Windows Millennium Editionのほかに、Windows 2000 Professionalも選べる。また、同社としては、VC81400X/81500Xとは異なる仕様のPentium 4モデルも予定しているという。その情報に関しては、追ってお伝えしたい。

 ユーザーサポートとしては、電話/Eメールによる問い合わせのほか、1年間の無償全国出張オンサイトサービスが付加される。
 256MB メモリ/GeForce2 Ultraビデオカードを選択すると、Pentium 4-1.4GHzモデルが39万5800円、同1.5GHzが42万5800円と、価格は40万円前後まで跳ね上がる。PCの低価格化が著しい昨今では、40万円のPCというのはかなり破格だが、Vintage Proシリーズは、これ以上はないというスペックをフレキシブルに組むことができるのが魅力。同社のユーザーは、研究所や大学など、ハイスペックを必要とする法人が中心となっているが、最強、最速モデルを求める個人ユーザーにとっても、Vintage ProのPentium 4モデルは、見逃せないマシンであることは間違いない。

Intel製i850マザーボード「D850GB」。i850のNorthBridgeチップにもヒートシンクが取り付けられている。
CPU Pentium 4-1.5GHz
メモリ 256MB
ビデオ GeForce2 Ultra
HDD 46.1GB
DVD-ROM DVD16倍速/CD40倍速
通信
OS Windows Millennium Edition
モニタ
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