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ビックグループ、通販サイトをリニューアル

2000年11月21日 16時20分更新

文● 編集部

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(株)ビックカメラと(株)ビックパソコン館は、インターネット通販サイト“ビックビックドットコム”をリニューアルしたと発表した。

同サイトは電子ポイントに加え、電子クーポンの採用により顧客の属性・ニーズに合わせたクーポンが複数提示され、その中から顧客が自由にクーポンを取得できるため、CRM(One-to-Oneのサービス)が実現できるという。この機能の実現のために同社はリコメンデーションエンジンを開発している。

同サイトの取り扱い商品数は、カメラ・AV・パソコンを中心に、当初1万アイテム、来年度は10万アイテム規模を予定。取り扱い商品も日用品・玩具・自転車等に広げていく予定だという。限定商品も用意される。支払い方法は、クレジットカード・銀行振込・郵便為替・セブン-イレブン・SET/e-デビット決済・そして代金着払いから選択可能。SET/e-デビット決済は、“郵貯インターネットホームサービス実証実験”の一環としても利用可能で、今後の本格運用にも対応の予定だという。また、ビックグループの生活総合情報誌“ビックプレス”や折り込みチラシにも連動する。

また同グループは、通常の電子モールへの出展や、みずほファイナンシャルグループのエムタウンをはじめとする金融ポータルサイト等への出店を予定しており、そのためにXML等の技術を利用して、拡張性・柔軟性の高い外部接続方式を用意していくという。サイトのシステム構築には(株)野村総合研究所、日本アイ・ビー・エム(株)が設計・開発に協力しており、データセンターの利用や、専用コールセンターを備えるなど、安全面や、運用性を考慮したという。
同グループでは今後、同サイトとiモード通信販売サイトの“ポケットビック”、そして12月1日にスタートする同グループのデジタルデータ放送(日本ビーエス放送ーチャンネル999)のすべてで通販事業を展開する。

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