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TDK、4.7GBのデータ用/録画用DVD-Rと録画用DVD-RWを発表

2000年11月20日 20時36分更新

文● 編集部

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TDK(株)は20日、片面4.7GBのDVD-Rディスク(追記型ディスク)の新製品として、データ用の『DVD-R47S』と、録画用の『DVD-R120VN』を発表、12月21日に販売を開始する。併せて、片面4.7GBのDVD-RWディスク(書き換え型ディスク)の新製品として、録画用の『DVD-RW120VN』を発表、2001年春に販売を開始する。

製品写真
『DVD-R47S』
製品写真
『DVD-R120VN』

『DVD-R47S』と『DVD-R120VN』は、DVD-R for General規格Ver.2.0に準拠したDVD-Rディスクで、DVD-ROMドライブやDVDプレーヤーで再生可能(一部のドライブで再生不可)。両製品とも、マスタリングに2本のレーザー光を用いた“2ビームカッティング方式”を、記録膜に新開発の有機色素“塩形成シアニン色素”を採用した。このため、高精度で耐久性を持ち、信頼性と保存性が高まったという。DVD-R47Sの記憶容量は4.7GBで、DVD-R120VNの記憶容量/記憶時間は4.7GB/120分。価格は、DVD-R47Sがオープン(予想価格は1700円前後)、DVD-R120VNが2000円。

製品写真
『DVD-RW120VN』

『DVD-RW120VN』は、DVD-RW for General規格Ver.1.1に準拠したDVD-RWディスクで、DVD-ROMプレーヤーで再生可能(一部のドライブで再生不可)なほか、DVD-RWビデオプレーヤーとの互換性を確保したという。また、2ビームカッティング方式でマスタリングを行ない、エラーレートを削減。さらに、記録膜の組成に、独自開発のDVD-RW専用の相変化記録材料や“精密多層スパッタリング技術”を採用したため、1000回以上の繰り返し録画でもジッター値を低く抑えられるという。そのほか、ディスク記録面にハードコート処理を施したため、スクラッチキズに強く、帯電防止効果を持つとしている。記録容量/録画時間は4.7GB/120分。価格は2500円。

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