カシオ計算機(株)は16日、2001年度9月中間期(2000年4月~9月)の業績を発表した。それによると、売上は2134億5100万円で、前年同期比7.8%増となり、純利益は27億9700万円、1株あたり利益は10円30銭となった。
モバイルネットワークソリューション事業、デバイス事業の好調な伸びが好業績に繋がったとしている。なかでも、携帯電話マーケットで、“タフネス”を徹底追求した新しいコンセプトの端末により他社との差別化を図った戦略が功を奏しハンドヘルドパソコン/モバイルパソコンとともに大幅に伸張したという。
同社では、2001年度通期の見通しとして、売上高が前期比12.1%増の4600億円、純利益は同13.4%増の70億円と予測している。