富士通(株)は20日、A5ファイルサイズで8.4インチTFT液晶ディスプレイを採用した企業向けのペンコンピュータ「FMPenNote モデルT1」を発表した。価格は33万8000円で、販売は11月20日~。
FMPenNote モデルT1 |
FMPenNote モデルT1は、CPUにモバイルIntel Celeron-500MHzを採用している。メモリは64MBのSDRAMを、ビデオメモリは2MB、HDDは10GBを搭載している。ディスプレイは8.4インチのバックライト付TFTカラー液晶ディスプレイ(800×600ドット、1677万色)で、タッチパネルには抵抗膜式を採用した。
インターフェイスは、CardBus対応PCカードスロット(TypeII)、CFカードスロット(TypeII)をそれぞれ1ポート装備しているほか、V.90/K56flex対応FAXモデムのモジュラジャック、IrDA1.1準拠の赤外線ポート、USBポートがある。これら以外のシリアルやパラレルポートなどは、拡張ポートにポートリプリケータ(オプション)を接続して利用できる。
バッテリーは別売りで、3セルのリチウムイオンバッテリー(1万5000円、約2時間の連続駆動)と同6セル(2万円、同4時間)の2種類が用意されている。寸法は幅244×奥行き160×高さ28mmで、重さが約1kg(3セルバッテリーを含む)。
OSは、Windows 98 SEを採用。そのほかにPen Services for Microsoft Windows 95、IntelliSync for Notebooksをプレインストールしている。OSはこの基本構成のほかにカスタムメイドでWindows Me/2000を選択することもできる。
問い合わせ先: FMインフォメーションサービス
TEL. 0120-89-4321