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iモード端末の通話利用は40%以下――BCN総研

2000年11月20日 16時02分更新

文● 編集部

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は17日、iモードサービスに対応した携帯電話ユーザーを対象に行なったアンケート調査の結果を発表した。調査期間は10月30日~11月12日。調査方法はウェブサイト“WebBCN”上でのアンケート。有効回答数は482人で、内訳は男性が70.8%、女性は29.2%。年齢は20歳未満が2.9%、20歳以上30歳未満が25.5%、30歳以上40歳未満が42.3%、40歳以上50歳未満が2.2%、50歳以上は6.1%。

それによると、最も頻度が高い利用方法は電子メールであった。通話以外の用途である、電子メール、ウェブサイト閲覧などを合計すると60%以上となり、通話以外の用途がiモード利用の主流となりつつある傾向がうかがえるとしている。

調査結果のグラフ
iモードについての調査結果

携帯電話はすでに、誰かと話をするための道具である、と言い切ることはできないとしている。国内で1460万人以上の契約数を持つiモードのユーザーのみを対象に行なった調査結果によると、最も頻度の高いiモードの利用方法は、“電子メール”(49.6%)であり、“通話”と回答したのは37.2%にとどまっている。そして、“ホームページ”が9.3%、“その他”(ゲームと答えた回答が多かった)が3.9%となっている。つまり、60%以上の回答が、通話以外の用途をiモードの一般的な利用方法としている、という傾向が明らかになる。男女別にみても、通話より電子メールを重視するという、全体と同様の傾向を示している。なお、女性の方が男性よりも、通話(41.8%)や“電子メール”(52.5%)といったコミュニケーションでの利用方法が高い比率を占めている。

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