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CAMEDIA P-200

CAMEDIA P-200

2000年11月20日 11時19分更新

文● 行正

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CAMEDIA P-200

オリンパス光学工業

6万3000円

家庭用カラープリンタの市場では、A4サイズのインクジェットプリンタが普及しているが、ハガキなどのサイズでは昇華型プリンタというのが一般的だ。オリンパス光学工業「CAMEDIA P-200」は、ハガキ/A6サイズよりもひと回り小さなLサイズ(125.6×80mm)専用の昇華型プリンタだ。

PCなしでも簡単に印刷

 CAMEDIA P-200の解像度は320×320dpidpiで、印刷範囲は101.6×76.2mm。印刷されるドット数は1280×960ドットとなるので、122万画素クラスのデジタルカメラ画像であれば解像度の変更なしに印刷できることになる。インクリボンはカートリッジ式で側面より挿入し、YMC各色7bit階調/1ドットで約210万色の階調表現力を持つ。専用紙にインクを転写したのちに透明なコーティングをかけることにより、日光による退色や手に取ったときにインクが剥がれるのを防いでいる。プリントパック(用紙とインクリボンのセット)は25枚分で1600円なので、ランニングコストは1枚あたり64円という計算だ。

 写真のプリントと同じサイズだけあってデジタルカメラからの出力を強く意識した製品であり、スマートメディアとコンパクトフラッシュ(CF)カードスロットを備え、パソコンなしで直接印刷することが可能だ。さらに、オプションのニッケル水素バッテリパック(9800円)を装着すれば屋外でも利用できる(約2.5時間もしくは25枚の印刷が可能)。分厚いCDケースといった感じの本体には側面に電源(付属ACアダプタ)や専用コネクタを採用するPCインターフェイス、上面には液晶パネルと操作ボタンが配置されている。上面の奥側にあるフタを開けるとスマートメディアスロットとCFカードスロットが並ぶ。PCとの接続はオプションの接続キットが必要で、パラレル接続用(6000円)とUSB接続用(7300円)がそれぞれ用意される。

 PCから印刷する際、プリンタドライバの機能として用紙のタテ/ヨコの選択、明暗/彩度/コントラスト/シャープネスの調整、最大16までの分割印刷などが利用できる。PCを使わずに印刷する場合は、スロットに記録メディアを挿入し、フロントパネルで画像番号もしくはインデックスプリントを指定、分割印刷を行うのであれば2~16までの分割レイアウトを選択する。DPOFに対応しており、デジタルカメラ側で印刷するコマを設定しておけば必要な画像のみワンタッチで印刷できる。印刷にかかる時間は約90秒だが、PCからのデータ転送やメディアからのデータ読み込みのため十数秒程度余分にかかる。

 PCに接続しての印刷ももちろんだが、P-200は充電池を使用してのモバイルユースで使うのに向いている製品だ。撮った画像をその場でプリントアウトして確認したり配布するといった使い方には非常に手軽であり、プリンタ一体型デジタルカメラのようにカメラ本体がかさばることもない。難を言えば、本体がコンパクトにもかかわらず印刷時には本体手前に給紙カセットを装着せねばならず、これはけっこう大きく(約11cm)出っ張ってしまう点だろう。

CAMEDIA P-200本体にインクリボンユニット(右下)を装着し、前部に給紙カセット(左下)と後部にバッテリパック(右上)を装着する。
印刷サンプル(印刷結果をフラットベットスキャナにて400dpiでスキャンした結果、1096×1668ドット)。
解像度 320×320ドット
用紙サイズ 125.6×80mm
対応OS Windows 95/98
インターフェイス パラレル×1、USB×1
本体サイズ 121(W)×52(H)×153(D)mm(本体のみ)
重量 830g

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