インテル(株)の15日付けの報道資料によると、USB インプリメンターズ・フォーラム(以下USB-IF)は14日(現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスで開催中の“COMDEX Fall 2000”(13日から17日まで開催)において、USBの新しい認証ロゴと認証テストのプログラムを発表した。
USBの新しい認証ロゴ(USB 2.0対応) |
USBの新しい認証ロゴ(USB 1.1対応) |
USBの新しい認証ロゴは、認証テストに合格した製品に付けられるもので、“Hi-Speed”という表記の有無で2種類が用意されている。USB 2.0対応製品には、“Hi-Speed”の表記があるロゴを付け、USB 1.1対応製品には、表記なしのロゴを付けるとしてる。USB 2.0は、USB 1.1に比べて40倍の転送速度(480bps)を持つが、キーボード、マウス、ジョイスティックなどの周辺機器は、USB 1.1の転送速度(12Mbps)で十分。USB 2.0が普及しても、USB 2.0に未対応のUSB機器も継続して販売されるため、2種類のロゴを用意したとしている。
なお、'98年に策定された従来のUSBのロゴは、同認証テストを受けていない製品以外には、使われなくなるとしている。また、USB-IFは、USBの仕様を開発した企業グループによって設立された非営利企業で、USB規格や認証テストの普及、USB機器間の互換性の維持などを目的にしている。