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日本IBM、携帯情報端末へのコンテンツ変換ソフトを発表

2000年11月16日 15時22分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は16日、ホームページで提供するコンテンツのデータ形式を変換し、携帯電話や携帯情報端末(PDA)などでの表示を可能にするソフトウェアの最新版『WebSphere Transcoding Publisher V3.5 日本語版』を12月20日から出荷すると発表した。

WebSphere Transcoding Publisherは、HTMLからWML(Wireless Markup Language)への変換、XMLのスタイル変換、表の罫線削除、GIFからJPEGへの画像変換などの機能を提供するもの。最新版では、HTMLからcHTML(Compact HTML)/HDML(Handheld Device Markup Language)への変換機能や、JPEG/GIFからWireless Bitmapに画像変換する機能を追加した。iモードやEZwebなどの国内携帯電話会社が提供するインターネットサービスの大部分をカバーできるようになるという。同社の『IBM WorkPad』、米スリーコム社の『PalmPilot』、Windows CEデバイス、インターネット対応の携帯電話やカーナビゲーションをサポートしており、デバイスに応じたプラグインソフトの開発も行なえる。

同製品は、AIX、Windows NT/2000、Sun Solaris、LinuxのProxyサーバー上として、またはWebSphere Application Server V3.5上でサーブレットとして稼動する。価格は429万円。旧版または他社の同種の製品からは257万4000円でアップグレードが可能。

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