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マイクロソフト(株) : 磯貝 直之氏

Windows 2000チーム徹底インタビュー (その4) Office 2000は、企業アプリケーションのプラットフォームである~Office 2000 Developer~

2000年11月30日 00時00分更新

文● 聞き手、構成:MSDN Magazine編集部

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[編集部] 今まで「Office 95」「Office 97」「Office 2000」とバージョンアップが行なわれ、その中に「Visual Basic for Applications(VBA)」が搭載されていました。VBAの使われ方を考えてみると、マクロを使ってOfficeアプリケーションをカスタマイズして利用するという方法が企業の中では多いように感じられます。まず、日本のOfficeソリューションの現状からお話をお伺いしたいのですが。
磯貝 直之氏
[磯貝] 統計的な数字から考えてみることにしましょう。マイクロソフトは、1999年7月に「Office 2000日本語版」を発売しましたが、その前段階として2000名のベータユーザーをWebサイトを通じて募集しました。その時にベータユーザーへの応募の理由や、コンピュータの使用歴などを含めたさまざまなプロファイリングを、アンケートという形で実施しました。当然、ベータテストに応募するくらいなので、PCの使用歴も長く、スキルも高く、コンピュータに高い関心を持つユーザーになるのは当然なのですが、そのアンケートの中の質問の1つに、「あなたはVBAを使って、マクロを組んだことがありますか?」という質問を入れてみました。この質問に対して約60~70%のユーザーが、「実際にマクロを使ったことがある」との結果が得られました。これは、我々としては意外なくらいに高い数字であったと受け止めています。実際、こういったユーザー層に対して「Office 2000 Developer」という製品を出してみたら、大ヒットした。企業レベルにしろ、個人で使い勝手のよくなるマクロを作成するというレベルを含めても、一般的にOfficeアプリケーションを利用しているユーザーで、マクロを使って何かソリューションを構築しているユーザーは非常に多いということが分かったわけです。

 その中でも最も利用されているアプリケーションを考えてみると、「Excel」と「Access」が双璧です。マクロで何を処理するかを考えた場合、やはり、数値データの自動処理が多いのは当然のことでしょう。しかし、ドキュメントの体裁を整えたり、帳票を作ったりする場合に、「Word」でVBAを使うといったケースでも利用されているのです。

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