シャープ(株)と日本アイ・ビー・エム(株)(以下IBM)は15日、シャープがIBMに社内システムの開発・運用管理をアウトソーシングすると発表した。両社で、基幹業務システムの構築などを行なう合弁会社を来年4月に設立し、アウトソーシングをその合弁会社が請け負う。
シャープは、同社の社内情報システムのうち戦略的な部門を除くすべてのシステムの開発や運用管理を合弁会社へアウトソーシングする。これにより、シャープはIT総経費の削減、先端の情報システムの構築が可能としている。
両社で設立する合弁会社は、大阪市内に本社所在地を置き、IBMが49パーセント、シャープが40パーセント、シャープシステムプロダクト(株)が11パーセントを出資する。当初の従業員はシャープから300名、IBMから20名の予定という。