デルコンピュータ(株)の10日の発表によると、米デルコンピュータ社は現地時間の9日、2000年度第3四半期(7月29日~10月27日)の業績を発表した。それによると第3四半期の売上高は、前年同期比22パーセント増の83億ドル(約8964億円)となり、純利益は同40パーセント増の6億7400万ドル(約727億9200万円)、1株当たり利益は25セント(約27円)となった。
ハイエンド製品の売上構成比が高まったこと、ダイレクトモデル製品の効率化、サーバーおよびノートブックパソコンの好調な売上などが好業績の要因としている。
同社のマイケル・デル(Michael Dell)会長兼CEOは「我々の全世界におけるサーバーおよびノートブック製品の出荷台数は、業界平均を大幅に上回るペースで伸びている。我々はこの双方の製品カテゴリーにおいてマーケットシェアを1ポイント以上伸ばし、着実にNo.1に迫っている。サーバーの出荷台数においては、最大の競合メーカーの2倍の伸びを記録した。またノートブック事業では、直近の4半期で80億ドル(約8640億円)以上の売上を達成し、同期間中で57%増の成長となっている」とコメントしている。
