(株)エヌ・ティ・ティ エックスとリサイクル運動市民の会(東京都新宿区)は9日、インターネット上でのフリーマーケットモール運営において提携することで合意し、フリーマーケットモールサイト“マイフリマドットコム(仮称)”を12月1日に開設すると発表した。出店料金は月額1万円(半年単位での申込みとなる)。
市民の会は'74年の発足後、家庭のさまざまな不要品の再利用とその利用システムの啓蒙を進め、'81年に日本で初めてフリーマーケット活動を導入した。年間600開催、延べ出展数で6万組余りの、日本最大のフリーマーケット運営団体として活動している。
今回のサイト開設は、こうした取り組みによるリアルな野外開催のフリーマッケット会場が盛り上がる一方で、昨今、インターネットショッピングやインターネットオークションなど、ネット上で商品売買を享受するユーザーが増大していることから、インターネットを利用したリサイクル/リユースの実践を通じて、環境調和型・循環社会の実現のための土台を作るという社会的ニーズに応えるとともに、環境保全の取り組みに参加できる人々の裾野を広げることが目的としている。
立ち上げ当初は、市民の会の正会員、また日本リサイクルマーケット協会の正会員および準会員を中心に出店者を募集し、200店舗の規模で行なう。1店舗の商品数は60アイテム。商品ジャンルは、国内外ブランド商品、ビンテージ、シューズなどのファッション関連、雑貨、インテリア、時計、カメラ、ライターなどの生活関連、またOA機器や自動車、バイク、アンティークものまで多岐にわたるという。検索機能も用意する。
商品紹介ページや掲載コンテンツは、全国のフリーマーケット情報と連動しており、出店者のフリーマーケット出店予定を画面上で確認できる。その案内を基に、気に入った商品を実際のフリーマーケット会場に足を運んで確認した上で購入したり、説明を受けたりできる。
