(株)パイナップルカンパニーは8日、10日に開始する多言語によるドメインの試験登録に伴ない、先行予約を開始したと発表した。申込みは、同社のウェブサイトでオンライン、およびPDF形式の申込書で、ファクスにより受け付ける。ドメイン取得代行費用は、ドメイン登録料が年額4000円、登録代行手数料が3000円。
日本語でのドメイン名で取得する際に使用できる文字は、日本語の全角ひらがな、カタカナ、漢字となる。ハイフンで始まる、または終わるドメインの登録はできない。全角の日本語文字に半角のアルファベット、数字とハイフンを混在させることは可能。
テスト登録期間中は、ドメイン名でのウェブサイトの運営、メールアドレスとしての使用は行なえない。現時点で公開されている情報の範囲では、実際に運営が開始され、ウェブサーバーならびにブラウザーで利用できるのは、来年以降の予定。ただし、テスト段階での結果次第では、運営実施が見送られることになるとも考えられるが、その場合でも代行手数料の返金は行なわない。
同社では、今回実施するのは“登録テスト”のため、“今後実際に運営できるかどうかは現在不明である”が、今回の“登録テスト”で登録された“日本語.comドメイン名”は、実際に運用される可能性が極めて高いと認識しているとしている。
