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日本IBM、省エネタイプの企業向け液晶一体型パソコンを発表

2000年11月09日 17時44分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は8日、液晶ディスプレー一体型の企業向けクライアントパソコン『IBM PC 710』2モデルを発表した。出荷開始は14日。

『IBM PC 710』

『IBM PC 710』は、省スペース、省エネルギーに特化した液晶ディスプレー一体型の企業向けクライアントパソコン。リサイクルが可能な新しいプラスチック素材(100%非ハロゲン系難燃剤)を採用するとともに、設置面積や電力消費量を同社の標準的なデスクトップパソコンよりも低減し、さらに動作音も抑えるなど、環境へ配慮したという。'99年11月に発売した『IBM PC710』の後継モデルにあたる。CPUとHDDの容量、OSの違いによる2タイプのモデルを用意する。上位モデル『6870-JTN』には、Pentium III-800MHz、20GBのHDDを搭載し、OSはWindows 2000 Professionalをプレインストールする。消費電力は最大95W。下位モデルの『6870-JPK』は、Celeron-700MHz、10GBのHDDを搭載し、OSはWindows 98 SEをプレインストールする。消費電力は最大93W。共通の仕様として、視野角が上下160度、左右160度の15インチスーパーTFT液晶ディスプレー(1024×768ドット 1677万色)、64MBのSDRAMメモリー、最大24倍速のCD-ROMドライブを搭載し、Wake on LANに対応したイーサネット機能などを装備する。本体サイズは幅390×奥行き210×高さ389mmで、重さは約9.5kg。電源はAC100V。価格は『6870-JTN』が32万9000円、『6870-JPK』は27万9000円。

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