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Nielsen//NetRatings、9月のインターネット利用者動向を発表

2000年11月07日 19時35分更新

文● 編集部

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エーシーニールセン・コーポレーション(株)とネットレイティングス(株)の7日付けの報道資料によると、米ネットレイティングス社、ニールセン・メディア・リサーチ社、エーシーニールセン・e レイティングス・ドットコム社の3社は10月31日(現地時間)、世界規模で共同運営するインターネット利用者動向の調査事業“Nielsen//NetRatings”の調査対象国を17ヵ国に拡大したと発表した。併せて、9月の月間インターネット利用者動向の調査結果を発表した。

同調査事業は、インターネット利用者の動向を世界規模で調査するもので、ウェブの利用順位、インターネット利用人口、利用時間などのデータを毎月発表している。今回の調査拡大により、調査対象国は、米国、カナダ、日本、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、香港、ブラジル、ドイツ、イギリス、アイルランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、フランス、イタリアの計17ヵ国となった。2001年度末には、世界30ヵ国以上、インターネット利用者の92パーセント以上をカバーするという。
また、9月の月間インターネット利用動向の調査結果を見ると、ウェブの利用順位は、第1位が“Yahoo!”(利用者数は約8000万人)で、第2位が“AOL Websites”(同約7080万人)、第3位が“MSN”(同約6500万人)の順となっている。特に、Yahoo!の利用率(全利用者数に対する割合)は約50%で、全利用者の半数が毎月利用していることになる。さらに、Yahoo!の1人当たり平均滞在時間(月間)は約57分で、AOL Websitesが約26分。

そのほか、家庭でのインターネット利用人口(推定値)は前月比15%増の約1億5876万人、月間の平均インターネット利用時間は前月比2.3%増の約8時間31分、月間の平均訪問サイト数は約12サイトとなっている。

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