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Media 100、ストリーミングメディア制作ツール『Cleaner 5』日本語版を発表

2000年11月06日 22時28分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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米Media 100社日本事務所は6日、米Media 100の子会社である米Terran Interactive社が開発したストリーミングメディア制作ツール『Cleaner 5』日本語版を12月に発売すると発表した。

ストリーミングメディア制作ツール『Cleaner 5』

Cleanerは、ストリーミング制作に必要なキャプチャー機能、オーサリング機能(映像制御)、エンコード機能、配信機能を備えたツール。

CLEANER 5のオーサリング画面

オーサリングの新機能である“EventStream”を利用して、映像にインタラクティブ性を持たせることが可能。例えば、映像から別の映像へジャンプしたり、映像の任意の部分をクリックするとあらかじめ指定しておいたURLにアクセスするといったイベント設定を行なえる。イベント設定内容を保存し、他の映像ファイルに同様のイベント設定を付加することも可能。

素材となる映像は、ビデオカメラなどからキャプチャーして直接取り込める。エンコード機能は、RealSystem、Windows Media、QuickTime、MP3、AVI、MEPG-1、MPEG-2の各フォーマットに対応している。オーサリングとエンコード処理を行なったコンテンツは、直接ストリーミング用ウェブサーバーに配信できる。

Cleaner 5 日本語版は、Macintosh版とWindows版が用意されており、対応OSはMac OS 8.6以降およびWindows 98/NT4.0/2000。価格は8万8000円で、国内正規販売代理店である(株)イメージワンおよび(株)ソフトウェア・トゥーを通じて販売される。なお、Cleaner 5 日本語版セールスプロモーションとして、Cleaner 5 英語版を日本語版が出荷されるまでの期間中、7万8000円で発売するという。

本日都内で行なわれた発表会で、米Media 100日本事務所代表の佐々木末男氏は、「われわれのミッションは、ストリーミング配信と、配信するコンテンツの制作を行なうためのすべてのツールを提供すること。パソコンユーザーひとりひとりがインターネット放送局としてストリーミングを配信できるようにしたい」と説明。また、6ヵ月以内にCleaner 5をMac OS Xに対応させるとしている。

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