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シャープと日本ファウンドリー、半導体の生産で協業

2000年11月02日 20時39分更新

文● 編集部

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シャープ(株)と日本ファウンドリー(株)(以下NFI)は、携帯電話などの情報端末機器やデジタル情報家電向けに需要拡大が見込まれるというフラッシュメモリー関連デバイスの生産で協業すると発表した。

これにより、シャープはNFIに対して70億円を出資するとともに、フラッシュメモリー関連デバイスの生産を委託する。NFIは2001年下半期に館山工場で生産を開始する。当初は8インチウエハー換算で月産6000枚とし、2002年度には1万枚を目標としている。

シャープでは、フラッシュメモリー関連デバイスの社内生産能力の増強とともに、ファウンドリー企業の積極的な活用を今後の生産戦略としている。今回の出資もNFIとの長期的な信頼関係を構築するためという。

NFIは、生産能力を増強するために260億円の新規設備投資を実施し、これに必要な資金の一部をシャープと親会社である台湾のUnited Microelectronics Corporation社に対する第三者割当増資で調達することとした。

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