米S3社は現地時間の1日、デジタルメディア企業として社名を“SONICblue Inc.”に変更したと発表した。これにともない、S3の日本法人である(株)ダイアモンド・マルチメディア・システムズも“株式会社ソニックブルー”(SONICblue Japan Inc.)に名称変更する。ソニックブルーは、今後も日本市場におけるリテール部門を担当し、デジタルオーディオプレーヤーであるRioファミリー製品、ホームネットワーキング製品、FireGLプロフェッショナルグラフィックス製品などの販売・マーケティングを行なっていく。
また、SONICblueは現地時間の10月30日、台湾VIA Technologies社とのジョイントベンチャー企業設立に向けたグラフィックチップ事業の移管に必要な法的処置が完了したと発表した。これにより、SONICblueはインターネット、デジタルメディア、コンシューマー機器市場に力を注ぎ、コンシューマー市場におけるデジタルメディア企業として新たに出発するという。