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翼システム、Miracle Linux対応の帳票印刷ツールを発売

2000年10月30日 17時55分更新

文● 編集部

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翼システム(株)は26日、100%Javaで開発した帳票印刷ツールであるウェブ対応の帳票出力モジュール『Super Visual Formade for Web/PDFJavaEdition』と、XML対応の帳票/伝票の出力連携ソフト『Universal Connect/X』を、ミラクル・リナックス(株)のOS『Miracle Linux』に対応させ、ミラクル・リナックスと協業して販売していくと発表した。価格は、Super Visual Formade for Web/PDFJavaEditionが80万円から、Universal Connect/Xが40万円から。両製品とも、9月6日に販売を開始しており、同OS以外ではWindows NT/2000、HP-UX、AIX、Solarisなどに対応。

『Super Visual Formade for Web/PDFJavaEdition』は、現行製品のウェブ環境用帳票印刷ツール『Super Visual Formade for Web』を、100%Java化した製品。OSや機種に依存しないJavaVM(仮想マシン)上で動作し、ウェブサーバーアプリケーションと連携した帳票出力を行なえるという。今回、Oracle 8iとの親和性が高いMiracle Linuxに対応したことで、日本オラクル(株)のデータベース『Oracle 8i』と連携した出力環境を構築できるという。このため、Linuxを導入した情報システムや基幹システムで、帳票出力環境を短期間に構築できるとしている。

また、『Universal Connect/X』は、ホストコンピューターやオフコンで稼動する業務ソフトや、Windows NTやUNIXなどで動作する各種アプリケーションソフトから、データをテキスト形式で受け取り、ネットワークプリンターに出力するソフト。XMLに対応で100%Javaで開発され、業務帳票や専用伝票を、さまざまな出力デバイスにノンプログラミングで出力可能という。このため、ホスト/端末やクライアントサーバーシステムで実行してきた既存の帳票印刷を、さまざまなシステムが混在するウェブ環境でも実行できるとしている。

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